「リトルプレス」とは、少量自主制作書籍の名称です。あなたの作品を「本」として編むお手伝いをしています。
広島を基盤に、
小部数の自主制作「本」をつくっています。
誰もがデジカメやスマフォで写真を撮り、ブログやソーシャルメディアで発表できる時代になって久しいと思います。個別の作品に流れやストーリーを持たせるツールとして「本」はまだまだ可能性があるツールです。好きなページから読むWebとも違い、特別な操作も必要とせず、「本」は作り手の想う方向へ、作品の流れを構成することが可能な、掌(てのひら)の上の小さな展覧会だと思います。
たくさんのひらめきや才能が世の中にはあるなかで、形にするすべに気づかないことで、それらが埋もれているとすれば、第三者の目で「本」という形にすることで新しい一歩になります。本は贈ることもでき、売ることもできます。まだまだ可能性を秘めた「本」という形を、編集者としてお手伝いしています。作品の意味を理解し、また著者の本当の想いを理解しながら、一冊の本として紡いでいく。そんな小さな取組みを「しおまち書房」は広島を拠点に続けています。
自費出版と少量自主制作の違い。
「しおまち書房」が提唱する少量自主制作本(リトルプレス)は、プロの編集者とデザイナーがあなたの作品を「書籍」として編集し、最低限の小部数を印刷し、献本やプレスリリースに使用するほか、インターネット販売や、直接の取引で店舗販売をするというスタイルです。まずは作品を本にまとめてみたい・・・。一歩ずつステップアップするツールとして「本」をつくりたい。客観的な目で作品が本になるのかを検討したい。編集者の目で作品を見て欲しい・・・という方をお手伝いしております。
こんな方に、ご依頼いただいています。
- 自分の作品が「本」として成立するのか客観的に見て欲しい。
- リーズナブルに、まずは「本」の形にしてみたい。
- 自身の個展やイベントで販売する図録となる冊子をつくりたい。
- リトルプレスやzineの販売イベント(フリマ)に参加したい。
- 自身の店舗や、インターネットで販売する本をつくりたい。
- Amazon に登録して販売するために、ISBNコードを付加して欲しい。
- 電子書籍を出版したい。
- 自作を本にまとめて、出版社等への売り込みに使いたい。
- 文学賞に応募するために本の形にしたい。
個人で閲覧・配布するための本
- 親族や取引先に配布する思い出が詰まった冊子をつくりたい。
- 家族の思い出を本にして残したい。
- 子育ての記録を本にまとめたい。
- 家族や友人にギフトとして贈る本をつくりたい。
- 趣味の作品を安価に本にまとめておきたい。
ご利用者様の声
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書籍への思い、広島への思い、誠実さが伝わってきて、大きく共感しました。
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子供から大人まで手に取っていただける、温かみのある本を作りたいと思っていました。
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知人に贈ったり、報道されたりしたことで、新しい自分を表現できたような気持になりました。
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些細なことも相談に乗ってもらえる、地元ゆえの安心感と信頼感。
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詩集を出版したことでペンネームで呼んでくださる方が増え、つながりの輪と活動の場が広がっています。
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祖母の思い出をカタチにして残したくて「本」に。いつもページを開いては祖母を想い出します。
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「瀬戸内から発信する」という活動テーマに共感しました。想いが一冊の形になって、嬉しかったです。
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「美しい一冊」が完成した時は嬉しかったです。イベント出展などに役立っています。
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やりたいことを精一杯すると人から感謝される。そんな体験ができたのはこの本から。活動の幅も広がりました。
編集者よりメッセージ
「リトルプレス」と、「自費出版」の違い
ネットやSNSを活用することで、少数印刷の本を大切に活用する。それが「リトルプレス(小部数自主制作本)」の大きな特徴です。出版社等の手がける「自費出版」との違いをまとめてみました。
リトルプレス | 自費出版 |
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制作部数 | |
必要最低限に抑えることをご提案しています。 | ある程度の部数制作を前提としている傾向があります。 |
仕様 | |
予算や作品のスタイルに応じて、その都度オーダーメイドで決定しています。
※場合によってはインターネット活用との連動や、ご自身での手作りもアドバイス致します。 |
基本形があり、またカバーや帯など費用がかさみやすい企画となっています。 |
販売 | |
献本やご自身でのイベント等での販売を中心と考え、ご希望の方には、小部数の販売をインターネット販売を中心としてお手伝いしています。 | 関連のある書店等にて販売されます。
※昨今は店頭にあるだけでは売れるとはいえない状況です。また、出版社によっては売れ残った本が数か月後、ご自宅へ返送されるという方式もあります。 |
費用 | |
編集費用+印刷費用(基本)
※ご希望予算に応じて仕様や部数をご提案しています。地元の作品を大切にしたいとの想いから、できる限り抑えた費用としています。 ※販売については取扱いマージン(20%)を売価からいただくのみとしています。 |
編集費用+印刷費用+営業費用
※営業費用があるため、比較的高額になりやすい傾向があります。 |
告知 | |
「本を出版する」という事実に部数の大小は関係ありませんので、出版した事実をネットやSNSで告知し、長期視野でPRを行います。
※希望されない方は除く。 |
各社様により異なります。 |
「リトルプレス」は、
作品の魅力をじんわりと広げていくツールです。
本の世界だけでなく、アートや音楽の世界も同じ状況ですが、今や、作品をリリースするだけで、世間から注目されるという時代ではありません。アーティスト自らがイベントやネットなどを通して、自身と作品を継続してアピールする活動スタイルがスタンダードになっています。
そんな時代に、一冊の本に高額な費用をかけ「一発逆転」を狙うことには無理があります。しおまち書房の考える「リトルプレス」は、少ない費用で制作した「本」を、ご自身の活動の「ツール」として長い期間活用するという考え方から成り立っています。作品を手軽に手に取っていただくパッケージとしての小さな「本」。その制作をお手伝いしています。
- 上記は、制作した本を一般公開や販売をされる場合の比較です。一般公開しない配布用・献本用の書籍の制作も承っております。ご希望される場合、制作した情報を第三者に公表しないことも可能です。
- 作品の内容につきましては、公共出版物として適している表現や内容かどうかを客観的に判断させていただき、修正をご提案させていただく場合がございます。また、内容によっては制作をお断りする場合もあります。予めご了承ください。
- 書籍の制作については、著作権や肖像権等、国内の法規に基づいたアドバイスをさせていただきます。販売や公開を前提とする書籍は、各種法規を順守する必要があります。
- 制作した書籍について、元の原稿の著作権はご本人のものとしており、他での発表等については何ら制限を持ちません。また完成した著作物もご本人の著作物として発行いたします。ただし編集時に加工・追加した内容(弊社による加筆や訂正、デザイン・イラストレーション・写真等)の著作権は弊社(及び依頼先)にございますので、弊社出版内容をそのまま他で制作されたい場合は、ご相談ください。
- 販売に関するサポートは、あくまでも弊社で書籍や印刷物等を制作された方へのアフターサービスの一環と考えております。
制作までの流れとスケジュール
企画・コンセプトづくり
※文字数などの決定。
- 制作期間は企画内容や編集規模により異なります。企画・制作で約2~6ヵ月。その後印刷・製本で1か月程度がめやすとなります。
- 編集者とデザイナーの2名により、一冊ずつ丁寧に制作していますので、時期により混み合う場合があります。あらかじめご理解いただきますようお願い申し上げます。先着順にて、制作させていただきます。
ハードカバー化も可能です
制作する本の一部を、職人の手によるハードカバー(上製本)に加工することも可能です。ご自身の保管用はもちろん、献本用やギフト用にご利用いただけます。
ISBNコードも付加できます
公式の出版物として国会図書館に納品できるISBNコードをご希望により付加できます。Amazonマーケットプレイスでの書籍販売には、ISBNコードが必須となります。
リトルプレス・zineの
イベントもご紹介します
※出展に関する費用は著者のご負担となります。
電子書籍化も対応しています
地元の文化を応援したいという方向性と、可能であればお会いして一緒に考えたいという気持ちから、広島県及び近県の方を対象としております。
※広島にご家族がいらっしゃる、もしくは帰省や所用などで広島に足を運ぶ機会があるという方も対応いたします。
弊社所在地は自宅兼事務所となっておりますので、申し訳ありませんが、お打合せは広島市及び周辺の各所(カフェ等)および、ご希望の場所(勤務先・ご自宅等)に出向いて行っております。ご希望の場所をお申し付けください。
※遠方の方は、スカイプやメール等でのご相談も可能です。
資料を送付いたします。
※お問い合わせ・資料請求をされた方への後追い営業は致しません。