しおまち書房は、広島で編集ディレクション・文章作成を行う小さな制作事務所です。
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北欧の記憶ところどころ・・・(2)続オン・ザ・ブレッド

前回のエントリ(北欧の記憶ところどころ・・・(1)朝食の愉しみ)で、
欧米でのパンの食べ方について書きました。

簡単にいうと、パンは何かを乗せたり挟んだりして食べる・・という文化であるのに対して
日本では「ごはんとおかず」の「ごはん」の替わりとして
パンが食卓に並ぶ・・ということです。

その後、その視点で日本のパン食を考察してみますと
最近なるほどなぁ・・と思う商品が増えていました。

それはパン用の「ふりかけ」です。

ふりかけといっても、「のりたま」みたいな和風ではなく
シナモンシュガーとかメロンパン風味とか、要はパンにかけて食べるシーズニングです。

また、ネットの質問箱的なサイトで調べると
「パンにどんな料理を合わせていいかわからない」という質問がたくさんあることも知りました。

これら、すべて「ご飯の代わりにパンを食べる」文化からきてるんですね。

パンが日本で一般的に販売されたのが、木村屋のあんぱんの1874年とされていますが
それから約160年経ちながらも、パンの食べ方はまだまだ独自の状況にあるのかも・・・。

そういう意味では、そばにある食材をただ乗せるだけの北欧のオープンサンドは
もっと注目されてもいいのかなぁ・・と思ったりします。

恥かしながら、ぼくがつくったスクランブルエッグ乗せのオープンサンド。生焼けの状態でパンに乗せてトーストする。

恥かしながら、ぼくがつくったスクランブルエッグ乗せのオープンサンド。生焼けの状態でパンに乗せてトーストする。


デンマークのレストランで食べたオープンサンド(現地では「スモーブロー」。パンがどこにあるかまったく見えない・・・。

デンマークのレストランで食べたオープンサンド(現地では「スモーブロー」)パンがどこにあるかまったく見えない・・・。


北欧の話題から、ちょっとずれてしまいましたが、次回はまた話題を戻したいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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