しおまち書房は、広島で編集ディレクション・文章作成を行う小さな制作事務所です。
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【制作実績】『星玉幻灯話』『祈りの丘』を発行いたします。

星玉幻灯話・祈りの丘

2018年夏、西日本各地で大雨による大きな被害が広がりました。
被害に遭われた方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。

約半年前から、広島在住の2人の著者の方と
2冊の書籍の制作を進めて参りました。

編集から制作、校正と進み、印刷段階が終わり
奇しくも製本作業の際に、
「雨が続いて湿気が多く、紙がラウンドするので、少し時間をください」と
印刷所から連絡があり、
待機している日にちょうど災害が起こりました。

この2冊の本の出版を躊躇した日もありましたが
大事なことは、各自が自分のできることを成すこと。

「地元の文化を下支えする」という目標を持って
地元の皆様の作品をリトルプレス(少部数出版物)としてカタチにする。
それが、ささやかながら「しおまち書房」の目標です。

この2冊の小さな本も、大切な地元への貢献だと再認識し
本日、この2冊を発売することにしました。

広島から生まれた、小さな2冊の本、
ぜひともよろしくお願い致します。

星玉幻灯話

星玉幻灯話


広島で作家・脚本家などで活躍されている北森みおさんが、
コツコツと書き溜めて来られた、100篇の短編小説集です。

一篇の長さは、約140文字。
星を結ぶ船が往く、謎に満ちた世界を舞台としたその100篇は
過去の見知らぬ人の日記をこっそり読むように
目に入ったページから辿ってほしい。
そんな、不思議な文庫サイズの本が完成しました。

『星玉幻灯話』(北森みお著)の詳細や販売はこちら

祈りの丘

祈りの丘


「おじいちゃん、どうすれば戦争をなくせるの?」
ただ一つの答えを探して、横浜から広島、弥生時代へ。幼い姉妹の旅が始まります。
歴史ロマンあふれる児童文学が広島から生まれました。

日本の古代史の世界に触れながら
「平和とは何か」「争いはどうすればなくせるか」を探る子どもたち。
人々の小さな「想い」が集まって社会をつくり、
平和をつくってきたことを
子どもたちの目線で、一歩ずつ学ぶことができます。

心あたたまる、みずみずしい児童向け小説です。
ぜひ、親子でお読みください。

『祈りの丘』(広浜さち著)の詳細や販売はこちら

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